先週の授業で説明したように、論文の下書きを年内に、メールで提出してもらいたいと思います。年内に提出してもらった場合、コメント等を書き込んで1月の最初の授業までに返却し、修正したものを1月下旬までに再提出してもらうことになります。このスケジュールを守って提出してくれた場合、出来が概ね良好であれば成績を"A"にします。
年内に提出できない場合には1月になってからも受け付けることができますが、1月が忙しくて、返却が遅れる可能性が高いと思います。また、出来が良くても、成績をB以下とします。今日の授業で言ったように、下書きが完全なものでなくとも、できるところまでまとめて年内にメールで送ってもらうことが重要です。
4年生の「論文」(特定の問題等に関する意見を論理的に主張していく文章)に比べて、3年生のものはより「レポート」(調べた内容を整理した文章)に近いものになるケースが多いだろうと思います。3年生の場合には「レポート」になってもかまいませんが、4年生に、やはり「論文」を期待しています。また、字数については、3年生にも、原則として8,000字以上の文章を書いてほしいですが、4年生と違って3年生については質が概ね良好であれば8,000字未満でも"A"の成績をつけることができると思います。
3年生にとっても4年生にとっても注で出典明記をすることが重要です。注の書き方については図書館の「懸賞論文募集要項」、特に「論文作成の手引き ー注の付け方ー」が参考になると思います。また、このブログには「卒業論文作成の手引き」という投稿があり、当時の『シラバス』に掲載されていた「卒業論文作成の手引き」を載せています。この手引きにも注の付け方に関する説明や例があります。授業でも話したように、こうした手引き等だけでなく、図書館にある懸賞論文集も参考にするといいと思います。(三階に懸賞論文集のコーナーがあると思いますが、場所がわからなければ2階カウンターの人に聞いてください。)
不明な点があれば、気軽にメールなどで連絡してください。